電気加熱式たばこも規制対象!?
本日より不定期で、息抜き記事を掲載します。
息抜き担当の堂前です!
その他の記事とは異なり息抜き記事ですので、
気楽に読んでください。
それでは、本題に入ります!
2016年3月2日ネットニュースで悲報が流れました。
『受動喫煙対策を強化する法改正』の対象に
なんとプルーム・テックやアイコスといった電子たばこが…
■加熱式たばこってどんなもの?
たばこの葉を電気で加熱し、蒸気を発生させるたばこです。
2013年に日本たばこ産業(JT)が「プルーム・テック」という商品を発売していましが、
実際に注目を集めたのは、アイコスです。
喫煙されない方も聞いたことがあるのではないでしょうか。
これらのたばこは蒸気なので、煙がでません。
つまり、副流煙がでないということで、健康と環境に優しいということで、
人気を博しています。
これは、肩身の狭い思いをしていた愛煙家にとって
革命といっても良いのではないでしょうか。
あの世界最大のたばこメーカーであるフィリップモリス社(ラーク、マールボロなどが主要な銘柄)も
「有害な成分が紙たばこより、大幅に削減されている。」
と発表していますし、大手を振って喫煙できますね!
しかし、ここにきて電気加熱式たばこも規制対象になってしまう可能性が…
■そもそも『受動喫煙対策を強化する法改正』ってなに?
厚生労働省が平成28年10月に公開している
『受動喫煙防止対策の強化について(たたき台)』
という資料をもとにお話しします。
その内容を要約しますと、
「受動喫煙による健康被害をなくしましょう」
というものです。
さらに、2019年のラグビーワールドカップの開催、
2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向け、
世界保健機関(WHO)、国際オリンピック委員会(IOC)と共同で
「たばこのないオリンピック」を推進するということです。
健康な肉体には健全な精神が宿るということでしょうか…
■これまでの禁煙運動
たばこの文化は1492年新大陸を発見したコロンブスが、
現地人の行う風習をヨーロッパに持ちかえったことで
始まったと言われています。
コロンブスは愛煙家にとって神に等しい存在かもしれませんね。
ちなみに日本人には1543年、鉄砲伝来とともに入ってきました。
そして、禁煙運動の始まりは
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もちろんもっとも早くたばこの文化が広まった、ヨーロッパです。
急激に肺がんでの死亡率が高まったため、
たばことがんの関係が明らかになりました。
さらに、1963年アメリカ医師会が先頭になり、
禁煙運動に火が付きました!
日本では、たばこ事業法に守られ、今も喫煙率は高い状況ですが、
今後はどのようになるのかわかりません…
■最後に
私の周りでもずいぶん前から禁煙運動が高まっています。
飲食店では、分煙、時間制限、完全禁煙と、
愛煙者は住みにくい世の中になりました。
現時点では規制対象とする案で留まっています。
たばこの吸えない世の中にはならないと思いますが、
さらに喫煙しにくい環境になることは明らかです。
今後、どのような結果になるのか、
そして、たばこ産業がどうなるのか、
目が離せません!
公開日:
最終更新日:2017/03/03