ROIを考えないビジネスはヤバイ!?
今回はあなたのビジネスをより良くするために、把握しておくべき大切な指標ROIについて紹介します。
「そんなの知ってるよ」っと言う方もいま一度、復習も兼ねて読んでください。
「わかっているけれど行動できていない」なんてこともあるかもしれません。
■ROIってそもそも何?っというあなたへ
まずROIとは、『return on investment(リターン・オン・インベストメント)』の略です。
あなたが投資した時間やお金に対する得られる利益の割合です。
数字の方がわかりやすいかもしれませんので、
数式で表現してみます。
利益÷投資額×100=ROI(投資収益率)
実際には「売上が」とか「原価が」とか細かくみていかなければいけませんが、
今回はわかりやすく簡単に表現しました。
つまり、ROIを把握することなく、あなたがビジネスに投資することは博打をすることと同じわけです…
■マーケティングにおけるROIの把握は難しい
マーケティング活動におけるROIの把握はとても難しくなります。
というのも、実施したキャンペーンや追加したコンテンツがもたらした成果をきっちり把握することが困難だからです。
たとえば、あなたがクリスマスキャンペーンを企画したとします。
そして、売上げが上がったとします。
キャンペーンが成功したとあなたは喜んでいます。
しかし、キャンペーンをしなかったとしても同じように売上げが上がっている可能性は有りませんか?
仮にキャンペーンのおかげで売上げが上がったとして、いったいいくら上がったのですか?
このことを把握するために数年分のデータと、その時に起こっている社会情勢等を考え予想しなければいけません。
ここまで考えたとしても、限りなく正確かもしれませんが、予想でしかありません…
このことから、マーケティング活動におけるROIは、時間をかけ細かく測定しなければならず、とても把握することが難しい指標になります。
だからと言って、ROIを考えることなくマーケティング活動にお金をつぎ込みと、ペイできなくなります。
■マーケティング活動においてROIを把握する2つの方法
最後にマーケティング活動においてROIを把握する有効な方法についてお話します。
(1)マーケティング活動と売れた結果のリンク
たとえば、チラシを作ったとします。
そのチラシ内にキャンペーンコードをいれそのコードを入力し購入した人には割引や特典を付けるなどすることで、その活動の効果がわかります。
※ちなみにWEB広告であれば、早くより確実にデータを把握することができたりまします。
WEB広告の運用方法についてしりたい方はこの講座をご覧ください。
(2)長期間のデータを管理
数年分のデータを保管し、過去のデータと現在のデータを比較することで、有る程度の効果を把握することができます。
※こちらもWEBサイトであれば測定しデータを蓄積することができます。
ただし、きっちりと設定をする必要があります。
設定方法を知りたい方はこの講座をご覧ください。
この2つをきっちり把握するだけでも、成果をより確実に把握でき、あなたのマーケティング活動をより効果の高いものに改善していくことができます。
■まとめ
ここまで読み進めていただいたあなたは、ROIを把握する重要性をわかっていただけたのでは有りませんか?
時間がかかり細かな作業が必要になります。
でも、あなたのビジネスの成功させるために確実に把握しておかなければいけない指標です。
今回初めて知った方も、すでに知っていた方もいま一度、普段のビジネス活動で考えられているか確認しましょう。