サッと魅力的な文章を書く方法
あなたは、こんな経験はありませんか。
- これから文章を書こうと思っても、なかなかやる気にならない
- ネットで調べ物をしていたら、気づくとネットサーフィンをしていた
- スマホが気になって、ついついLINEを開いてしまう
もし1つでも心当たりがあるのであれば、これからお伝えする内容は、あなたにとって非常に有益な情報になるでしょう。
なぜなら、私と同じタイプの人だからです。私も昔は、全く集中力がなかったので、上記のような経験は日常茶飯事でした。
■集中力がきれると元に戻すのに、23分かかる
カリフォルニア大学のとある研究では、こんなデータがあります。
「一度、集中力がきれると、集中力を元に戻すのに、23分かかる」
つまり、一度スマホをチェックしたり、ネットサーフィンをしてしまうと、23分を無駄にしてしまっているということです。
では、どうすればいいのか。それは、「33分33秒の法則」を取り入れることです。
33秒33秒の法則とは、アメリカの伝説のコピーライターであるユージン・シュワルツが発見した、集中して書けるようになる方法の1つです。
私は、この方法を取り入れてから、素早く、効率的に文章を書くことができるようになりました。
なぜかというと、本当に書くことだけしか、集中できなくなるからです。
今からその具体的な方法をお教えします。
■【実践!】33分33秒の法則
準備するもの
キッチンタイマー
パソコン
コーヒー(紅茶でもよい)
実践方法
STEP1:タイマーを33分33秒に設定する
STEP2:タイマーが鳴るまで、ひたすら書く
STEP3:時間がきたら、少しだけ休憩する
STEP4:また33分33秒に設定して書く
STEP5:これを1日6セット繰り返す
守るべきルール
- 時間中はコーヒーを飲んでもよい
- 何もしなくてもいい
- 仕事をしてもいい
- どんな理由があっても席を離れてはいけない
- 本来の目的以外のことはしてはいけない
- 33秒33分経ったら、たとえ作業途中でも席から離れて休憩する
以上になります。
ポイントは、33分33秒たったら、一度休憩することです。
疲れを感じてから休憩をとると、次のセットで集中しにくくなってしまいます。
33分33秒を6回セットで行う必要があるため、「せっかくのってきたから、そのまま続けてしまえ!」とならないように気をつけましょう。
とても簡単な方法ですが、集中力を持続させて、他のことに誘惑されない仕組みになっています。
集中力がない私でも、効果を発揮した方法です。
非常に効果的ですので、ぜひ書くときの時間管理術として活用してみてください。
最後に、あともう一つだけ、素早くいい文章を書き上げる秘訣をお教えします。
■「書く」「編集」は一緒にするな!
文章を書くときには、大きく分けて2つの工程があります。
それは、ライテンティング「書く」とエディティング「編集」することです。
素早くいい文章を書くためには、「ライティング」と「エディティング」を全て分ける必要があります。
なぜなら、これらは全く異なる作業なので、脳を使う場所が違うからです。
だから、これを同時にやってしまうと、脳は混乱するわけです。
書くのが遅い人たちに共通しているのは、この2つの工程がごっちゃになっていることです。
わかりやすいように、車の運転に例えてみましょう。
ライティングは、アクセル。
それに対してエディティングはブレーキ。
例えば、ライティングしながら、「これは、あっちで言ったほうがいいな」「これはここで言うことじゃないから、冒頭に」といった具合に、エディティングの作業をしてしまっている状態。
これがまさに、「アクセルを踏みながらブレーキも踏んでいる」状態です。
これでは、どう考えても前に進まないですよね。
だからこそ、ライティングしながらエディティングを同時にやろうとしないこと。
ライティングをする時はライティングするだけ。
エディティングする時はエディティングするだけ。
そして、書くときには、いい文章を書こうとしないこと。
いい文章に仕上げるためのは、編集のときに行うようにしましょう。
■まとめ
- 33分33秒の法則を利用する
- 「書く」「編集」は一緒にしない
この2つの意識するだけでも、文章を仕上げる時間は、何倍にもなるはずです。
シンプルですが、とても効果的な方法ですので、ぜひ試してみてくださいね。