だれもが見落としている!?「売れる文章」上達法
2017/11/02
「売れる文章」が書けるようになるためには、セールスコピーライティングの知識は必須です。
しかし、巷に溢れているテクニックやノウハウを駆使すれば、誰でも売れる文章を書けるようになるかというと、そうとは限りません、、、
というわけで、この記事では「売れる文章を書くためには、何をすればいいのか?」というテーマでお送りします。
■なぜ、売れる文章が書けないのか
「ベネフィットを伝える、新しい情報を伝える、希少性を出す」
など、セールスコピーライティングのテクニックやノウハウは、ネットで検索すればすぐに出てきます。
特に、コピーライティングを学び始めたばかりの頃は、こういった「テクニック」に走りがちです。
私もこれまで、教材やセミナーで様々なテクニックを学んできました。
- キャッチコピーの型
- 売れるテンプレート
- 特徴とベネフィットの違い
などなど。
しかし、こういったテクニックを学んだだけでは、売れませんでした、、、
むしろ、変なことばかり覚えてしまって
「ありえない!」
「驚愕の!」
「究極の!」
などの小手先の部分ばかりに目がいった胡散臭い文章しか書けなくなってしまいました。
当然、それでは売れませんよね。
では、どうすればいいのか?
売れる文章が書けるようになるためには、商品の先にある「買う人の気持ち」を理解する必要があります。
なぜなら、「人間は感情でものを買い、理屈で正当化する」からです。
■人は理屈ではなく、感情で行動する生き物
私を含め人間というのは、感情が先にくる生き物です。
例えば、新作のパソコンが出たら、まずはじめに「買いたい!」という感情が芽生えます。
そして、感情を抑えきれずに商品を買ってしまいます。
そして満足した後に、罪悪感に見舞われて、
「ちょうどパソコンの買い替えどきだった。」
「早めに買い替えておかないと、壊れたときに困る。」
「スペックが良くなって、仕事のスピードもアップする」
といった感じで、パソコンを買い替えたことを正当化し始めます。
このように人が物を買うときには、欲求や感情が一番先にきて、理屈や理論は後付けとなるのです。
だからこそ、売れる文章を書くときには、まず買う人に「欲しい!」という感情を抱かせる必要があるのです。
では、相手に「欲しい!」と思ってもらうためには、何をすればいいのでしょうか。
■誰もやらない「売れる文章」上達法
それは、あなた自身が、他の商品やサービスをたくさん買ってみることです。
売れる文章を書けるようになるためには、たくさん無駄遣いしないといけません。
例えば、100万円の商品を売る文章を書く場合。
100万円の商品を買ったことのある人とそうでない人だと、どちらの方が説得力のある文章を書けるでしょうか。
やはり100万円の商品を買ったことのある人の方が、心に刺さる文章が書けるようになるでしょう。
なぜなら、「100万円の商品を買う」という気持ちが理解できるようになるからです。
だから、売れる文章を書けるようになるためには、いっぱいお金を使ってみる必要があります。
こんなことをいうと、「結局、お金を使わないといけないのですか?」と思われるかもしれませんが、ただお金を使えばいいというわけではありません。
商品を買うときの、あなたの「感情の変化」を見つめる習慣を持つことがポイントです。
■まとめ
売れる文章を書くためには、テクニックよりも、買い手の「感情」を知ることが大切です。
そのためには、あなた自身も、他社の商品やサービスやを買ってみる必要があります。
そして可能であれば「なぜ、欲しいと思ったのか?」を、感情日記として言語化していってください。
何かを欲しいと思ったり、実際に買ってしまったり、買おうと思ったけどやめたりした場合
「なぜ、そう思ったのか?」
を、日記のようにメモしていきます。
すると、自分の感情を言語化する訓練ができるので、感情をゆさぶる言葉が何かがわかってきます。
毎日ノートに自分の感情を言語化して書き留めること。
これを1年間続けると、あなたのコピーライティングスキルは、見違えるほど向上していくことでしょう。