売れる商品は知っている!?購買意欲を高める5つの心理効果
2017/07/14
似たような商品を売っていても、結果に差がついてしまう。
悔しいことに、これはよくある話です。
どうして評価が分かれるのか。
その理由は、「心」を動かすテクニックの有無、と言われています。
商品は、もちろん質の良さを守るのも大切です。
しかし、それ以上に魅力が伝わる「売り方」をするのは、もっと重要。
手に取ってもらうためには、欠かせないと言われています。
それではこれから、商品を買うために大切な心理学効果について、詳しく見ていきましょう。
■「買う気」を高める4つの心理学的効果
どうしてあの商品は買われていくのか。
そこには、心理的な効果の活用が見られるようです。
その中でも、特に成功率の高い4つの効果を紹介します。
【1】バーナム効果
バーナム効果とは、誰にも当てはまりる特徴を「自分特有」と解釈することです。
ちなみに、占いで使われることが多いとも言われています。
例えば、疲れている時に「あなたは我慢強いけれど、心はとても繊細…」と言われたら。
見ず知らずの人でも、世界一自分のことを分かっているように感じてしまいますよね。
この心の動きこそが、バーナム効果とされています。
具体的な使い方には、「痩せたいけど食べたい…!そう思ってしまうあなたに。」等があります。
当たり前の悩みと、当たり前の欲求。
この2つの組み合わせが、思わぬ共感や、売上を生むかもしれません。
【2】マッチングリスク意識への対策
マッチングリスク意識とは、「商品を買って、損をしたらどうしよう…」という不安を指します。
現代では特に、この不安を持っている人が多いそうです。
この感情への対策は、「安心感」を与えることが重要になります。
具体的には、下記のようなタイプです。
・お試し価格、今なら300円 (通常価格:3,000円)
・効果が無かったら、全額返金!
割安のお試し価格なら、「効果が無くてもよいか」と手を伸ばしやすくなります。
また、少々高い商品でも、「全額返金」されるならと、トライしてみる人は多いです。
また、現実的に、本当に「全額返金」を求めるケースは少ないとも言われています。
商品のクオリティに自信があるなら、ぜひ試してみることをおすすめします。
【3】スノッブ効果
スノッブ効果とは、珍しさ・特別感が「買う気」を引き起こすことを指します。
例えば、「世界に1つだけの技術」「限定○個の特別製」という言葉で、お客さんが列をなすこと。
あるいは、販売中止前のポテトチップスが爆売れしてしまう状況なんかも、スノッブ効果によると言われています。
商品に何らかの稀少価値があるなら、ぜひ積極的に伝えていくようにしましょう。
【4】ハロー効果
ハロー効果とは、良イメージの有名人を広告に使って注目度を高めることを指します。
具体的な例として、「俳優の○○さんが通うスポーツジム」。
俳優さんの体型を連想して、効果がありそうだなと思ってしまうことも有りますよね。
世間で人気の人を起用し、広告を行うこと。
これによって、商品を手にする人が増える、なんてことも充分にあるのです。
■画像で安心感が伝わる?!「ベビーフェイス効果」とは…
広告文だけでなく、見た目で人を惹きつけるなら、「ベビーフェイス効果」がおすすめです。
ベビーフェイス効果とは、「ツヤ肌・若々しさ・笑顔」という3つの要素を、広告に取り入れることを指します。
安心感・やさしさを求める相手に効果的で、職場の求人や、スキンケア製品で使われるタイプです。
逆に、いかめしさをアピールするなら、キリっとした男性写真を使うのがおすすめ。
特に、ビジネスや医療などの専門知識をアピールするなら、こういった写真の方が、人気が高いと言われています。
広告の内容や状況に合わせ、上手に使いこなしていきましょう!
■まとめ
商品の広告等に使える心理的効果、いかがでしたか?
売れるためには、もちろん商品のクオリティも大切です。
けれども、手に取ってもらうためには、それだけではやや不足。
お客さんの「心」にアピールすることも重要になります。
もっと多くの人に、この商品を手に取ってもらいたい。
そんな時は、ぜひ心理効果を活かした広告を作っちゃいましょう!