成功へとつながるビジネスモデルのポイントとは?
2018/01/19
■ビジネスプランとは
ビジネスモデルとは、基本的に顧客に満足を与え、かつ企業に利益をもたらすプランを指します。
この顧客満足度と利益率はビジネスの根幹で、事業の成功を決める大事なファクターだと言えます。
どの様な事業スタイルならば、このポイントを満たす事ができるのかを具体的にプランニングすることで、営業方法も変わってくるでしょう。
ビジネスモデルは営業者の数だけ存在するでしょう。
しかし成功へと導くモデルはそうそう見られるものではありません。
そこで成功をもたらしたビジネスモデルをチェックしてみますと、そこには共通するパターンを見出せます。
■基本的なビジネスプラン
基本のパターンは以下の通りです。
まずはシンプル物販モデルです。
商品やサービスを自社ブランドで開発、そして製造し、ユーザーから提供した対価を得るシンプルなビジネスモデルです。
ここでのポイントは商品開発力とそれに関わるコストとのバランスです。
いわゆるメーカーでは商品力こそが利益率を上げる最大の武器だと言えるでしょう。
もし販売に力が回らない場合でも、その分は他社に依頼する事も可能ですから、まずは提供商品の魅力をアップさせる事に全力を注ぎます。
そして小売モデルは商品を仕入れて売るタイプで多くの店舗がこれにあたります。
■現在主流なビジネスプラン
現在は店舗販売とTV・ネットなどによる通販が主流で、良い商品・サービスを選択した会社が成功を修める率が高くなります。
またレアな商品であれば、宣伝方法次第でヒット商品化する醍醐味もあるでしょう。
それから広告モデルは、先の宣伝媒体として活動をするタイプです。
主に広告料をメインにした営業をします。
他にも『ついで買い』が特徴の販売モデルや商品を再利用して収益を上げる二次利用モデルなど、如何に儲けを膨らませるかを目標に、営業効率を考えたアプローチが試みられています。
■ビジネスプランの差別化事例
また、得てして成功者のビジネスモデルには合理的なロジックが見られます。
ある和牛牧場の例をとりますと、ET移植技術を生かして、F1と呼ばれる雑種牛のメスに代理出産をさせてコストダウンを図っています。
つまり肉牛の飼育過程で出産を行わせるのです。
こうして、和牛の出産に架かる9か月分の飼育コストがそのままカットできる仕組みです。
細かなメリットはたくさんありますが、実に合理的な方法である事は分かるでしょう。
この様にコスト削減と同時に利益率をアップし、差別化を試みるビジネスプランが成功への足掛かりになると言えるのです。
これからビジネスを起こす場合、多角的かつ客観的な視点でしっかりと検証しておかなければ、大きなチャンスに気づかなかったり、市場動向を見誤る可能性があります。