メールで業界有力者と関係を築く7の方法
2017/12/21
どのような業界でも強い影響力や発言力を持っている有力者はいるかと思います。
もし、そのような方と良い関係を築くことができたとすると、あなたのビジネスはより早いスピードで成長ができます。
本記事では、業界の有力者との良い関係を築くための一つの方法としてメールを使った効果的なアプローチをご紹介します。
■なぜ、メールで連絡するの?
もちろんメール以外の方法、例えば、その業界有力者の方が開催しているセミナーに参加したり、アポイントを取って実際に会うことの方が有効な手段です。
しかし、会いに行くということは、時間やお金が必要になりますし、いきなり会っても良い関係を築くことが難しいということがあるかもしれません。
さらに、業界の有力者はとても忙しく方です。
時間もありませんし、毎日いろいろな方との交流もあります。
そんな中、数度、会っただけのあなたのことを覚えてもらうことはかなり難しいのではないでしょうか?
そこで、メールです。
メールを使い、実際に会う前にあなたのことを覚えてもらおうということです。
しかし、何も考えずメールを送ったのでは、開いてさえもらえません…
では、どのようにすれば、開封し、返信をしてもらえるのでしょう。
■多忙な業界人から返信をもらう7の方法
それでは、開封および返信を高確率でもらうための方法をご紹介します。
1.徹底的なリサーチ
あなたはメールを送る際に相手のことをしっかり考えていますか?
あなたがメールを送る方はどのような方で、どのようなことに興味があり、あなたとの共通点があるのか。
さらに、その方がTwitter、Facebook、Instagram、個人ブログ等で何をシェアし、どのような考えを持っているのかも徹底的にリサーチしましょう。
より相手を知ることで効果的なメールを作ることができます。
2.件名を魅力的に
まず、読んでもらうには開封してもらえないといけません。
そのため、件名が最も重要といっても過言ではありません。
だからと言って考えすぎるのも良くありません。
といいますのも件名をシンプルにしなければ、あなたがアプローチしようとしている多忙な業界人の方には見てさえもらえないからです。
また、スパムと間違えられたり、誤解を招くものは避けましょう。
『【重要】』などは最悪です。
騙して開いてもらえたとしてもその後につながるとは考えられません。
では、どのような件名が良いのか。
ポイントは『好奇心』『メリット』です。
実際に開封率の良かった例を3つご紹介します。
- 私のブログで紹介した●●様に関する話題
- ●●様の●●をテーマにした記事へのリンクについて
- (私と同じ)『趣味の名前』の●●様にお聞きしたい簡単な質問
上の3つの件名を見てもらってもわかるように、開封してもらうには必ず相手のことを徹底的にリサーチしなければいけません。
3.【大原則】開封するべき理由
これは当たり前のことですが、あなたが送るメールには必ず相手にとっても、メリットのある内容でなければいけません。
もし、相手にとって全くメリットない、ただ時間を浪費させてしまうだけの内容であれば、メールを送るのはひかえましょう。
よく考えメリットがあるのであれば、そのメリットはメール本文の冒頭部で明確に伝えましょう。
例えば、
『●●様の[記事や論文など]に関する記事を拝見し、その素晴らしさに非常に驚きました。そのテーマを引き継いで、私も記事を作成したいと考えております。もしよろしければ、●●様から貴重なメッセージを一言いただけますでしょうか。』
その内容に納得すれば、喜んで力を貸してくれます。
また、あながブログ等をしているのであれば、あなたのブログで相手を紹介したり相手の記事に関連する記事があればリンクを張るなどし、『お互いに助け合いましょう』といった印象を与えましょう。
4.本来の目的、あなたを知ってもらう(好意をもってもらう)
メールを送る目的ですよね。
あなたのことを知ってもらい、進んで協力を得られる状況を作ることが目標です。
だからといって、あなたのことをいくら伝えても思うような結果は得られません…
ではどうすれば良いのか。
それは、あなたが相手に対してどれだけ強い関心を持っているのかアピールすれば良いのです。
ここで生きてくるのが、リサーチで紹介しました『相手との共通点』です。
そんなことはほとんどありませんが、地元が同じだったり、出身校が同じならば、ほとんど上手くいきます。
もし、相手が何かの協会に参加しているならば、あなたも参加し、共通点を作りましょう。
メールにて好感を持ってもらう有効な手段としては、相手が最近公開した記事や論文などに対する感想を本文に含めることです。
そして、必ず貴重な時間を割いてメールを読んでくれたことに対する感謝を丁寧に伝えましょう。
5.権威性をアピール
私たちは権威の高い人を魅力的に感じる傾向があります。
そこで、あなたの権威性をアピールし、相手に興味を持ってもらうのです。
ただし、その内容が自慢になってしまうことは注意しましょう。
あなたの実績を紹介したり、出版物、会社、フォロワー数、WEBサイト等をアピールしましょう。
6.相手に合わせた文体
実は見落としがちなのが、この相手に合わせた文体です。
例えば、フランクな方に対して堅い文章のメールを送ってしまうと、好感をもってもらうことが難しくなります。
相手が堅い文章を好むのか、フランクな文章を好むのかは、相手が投稿している記事やSNSを見ることで判断である程度判断できます。
絵文字や疑問符、感嘆符などを使った方がより親近感を与える場合もあります。
相手の好みを調べ、相手に合ったスタイルの文章でメールを送りましょう。
ちなみに、どうしても相手のスタイルがわからない場合は、堅い文章を選びましょう。
7.具体的に
あなたは多忙な方にメールを送ります。
時間が無いことが大前提です。
ですので、文章が難解になってしまうと、相手も途中で読むことをやめてしまいます。
そのようにならないために、文章は簡潔で具体的に書かなければいけません。
また、返事をしてもらいやすくする必要もあります。
一文を見ただけで何をお願いしているのか、伝わるようにしましょう。
例えば
『私の記事をご覧いただけましたら、御社の紹介している内容に不備がないかご確認ください。リンク先につきましても、より適切なページがありましたらご連絡ください。リンク先を変更いたします。』
ちなみに、上の内容には2つのポイントがあります。
1つは相手のことを私が紹介していることをアピール。
2つ目は私のブログ記事に来てもらうことで、私のことを知ってもらいます。
そして、相手から返信があれば、そこからコメントをもらえるように頼んだり、相手にもSNS等で紹介していただけるように依頼していきます。
■まとめ
今回、紹介しました7つの方法を使うことで、効率的にたくさんの業界人との交流を深めることができます。
ぜひ、多くの繋がりを作り、あなたの関わるビジネスを成功に導きましょう!