チャレンジして成功を掴む人、チャレンジしてるのにいつも失敗ばかりの人の違いとは?
「脱サラして新しい事業を始めたいけれど失敗しないか不安」
「外資系への転職にチャレンジしたいけど、実力社会で厳しいっていうし、生き残れるか分からない」
こんな風に何かにチャレンジしようとするとき、失敗を恐れて踏み込めないことってありますよね。
新しいことにチャレンジするのは勇気が必要ですし、ときには綿密な計画を立てなければいけないこともあるでしょう。
けれど計画を立てても成功するか失敗するかは、実際に一歩を踏み出してみなければ分かりません。
今回は、チャレンジして成功する人と失敗する人の違いについて解説します。
成功する人の傾向を知れば、失敗を恐れずにチャレンジすることができるでしょう。
■何をもって「成功」なのか
何をもって「成功」とするかは分野によって違うでしょう。
例えばあなたが脱サラして飲食店の経営に乗り出したとします。
初月の利益は100万円でした。
これは成功でしょうか、失敗でしょうか。
立地や扱う商品、あなたの会社時代の収入などによって、いくら稼いだら成功なのか、という基準は変わってくるでしょう。
100万円の利益を出しても、成功と考えるか失敗と考えるかはあなたが何を成功の目安としていたかによります。
さらに言えば、「自分の開発した美味しいラーメンを人々に食べてほしい」というのが目標であれば、売上が低くとも「すごく美味しかった」というお客様の言葉ひとつを聞けただけでも、成功だと感じるかもしれません。
あまりにも無謀な成功の基準を設けている人は、成功を感じにくいでしょう。
つまり、成功する人は適切な目標設定ができる人であるともいえます。
■成功者は失敗している
ですが、成功者は目標を低く設定していると言いたいわけではありません。
成功者の適切な目標設定というのは「失敗することも織り込みずみの目標設定」なのです。
チャレンジが失敗で終わってしまう人は、一度や二度の失敗で心が折れてしまいます。
成功する人はしつこく目標を追い続け、失敗したとしてもめげません。
エジソンは実験に失敗したときに、「失敗したんじゃない、上手くいかない方法が分かっただけ」と言ったと言われています。
それと同じことで、成功する人は失敗しても、目標に向かって諦めずにチャレンジできる人だと言えます。
■「失敗した人」とは誰のことか
失敗する人は、一度の失敗で諦めてしまう人、と先ほど述べました。
あちこちに手を出してはすぐに諦めてしまう人は「失敗ばかりの人」と言えるでしょう。
では、「いくつも事業を起こし、その半分が成功し、半分が失敗している人」はどうでしょうか。
傍から見ると「事業の失敗が多く、失敗続きの人」に見えますが、実は彼はただ人よりチャレンジの回数が多いだけなのです。
普通、成功する人は、成功と同じくらいの失敗を体験しています。
成功は、適切なゴールを設定し、途中の失敗にもめげずに突き進むことで得られるのも体験です。
チャレンジして一度失敗しても、あなたは「失敗した人」にはなりません。
「成功までの道筋を歩いている人」です。
では、「完全に失敗した人」とは誰のことでしょうか。
それは、「失敗を恐れて一度もチャレンジしなかった人」ではないでしょうか。
■まとめ
・成功する人は適切な目標設定ができていて、目標達成の過程での失敗を経験に変える
・失敗続きの人は、一つのことに粘り強く取り組めていない
あなたの目指す「成功」は何ですか?
目指すところが高ければ、失敗は避けられません。
ですが、失敗を経験と思える心の強さと粘り強さがあれば、成功者への道は必ず近づいてきます。
チャレンジを諦めて「失敗した人」になる前に、一度、成功を目指して目標を立ててみてはいかがでしょうか。