失敗のリスクを避けたい人必見!?年代別、起業のあり方・始め方‼
2017/07/26
「起業するには、まだ経験が少なすぎる・・」
「今さら起業なんて、もう遅い・・・」
「もっと早いうちにやっていれば・・・」
起業を志す年代によって、それぞれ違った悩みや問題が出てくると思います。
はたして、起業する年齢は何歳くらいが適齢なのでしょうか。
この記事では、それぞれの年代の起業のリスクを考えながら、年代別の起業のあり方についてお伝えしていきます。
■20代の場合
20代で起業する場合のデメリットは「経験不足」が挙げられます。
例えば、社会人経験が少ないとか、人脈があまりないとか、資金もあまりない、といったものです。
しかしながら、その経験不足は、逆に言えば「頭が柔らかい」ということでもあります。
そのため、斬新なアイデアが浮かぶ可能性も高くなります。
人脈不足は、若者特有の「ソーシャルメディア」を活用したコミュニティ作りで克服できます。
資金がない場合に関しても、現代ならクラウドファンディングなどの方法、で解決できる場合があります。
いずれにしろ20代は、体力があり、行動力があるので、一番チャレンジしやすい年齢になると思います。
【20代で起業した有名人】
孫正義(ソフトバンク)
堀江貴文(元ライブドア)
ビル・ゲイツ(マイクロソフト)
スティーブン・ジョブズ(Apple)
■30代の場合
30代は、社会経験も積み、ビジネスマンとしてのスキルや専門的な知識が身についているということが多いです。
また、貯金もあって、仕事を通じて、ある程度の人脈が形成されています。
30代の起業では、こういった点をフルに活用することが重要で、メリットにもなります。
一方で、30代となると、家庭や子供を持っていることも少なくありません。
その時期に起業するとなると、会社での地位、給料、結婚、家族の問題が出てきて、一番失敗出来ない年齢になります。
また、30代になると、20代と比べて体力面での衰えや、やり直しがきかないということで、思い切った決断ができにくいというデメリットもあります。
だからこそ、地に足のついた、堅実な事業の運営が求められます。
【30代で起業した有名人】
柳井 正(ユニクロ)
三木谷 浩史(楽天)
高橋がなり(ソフトオンデマンド)
■40代以降の場合
40代にもなると、人脈・スキル・資金面でも、20代、30代に比べて増えていることでしょう。
しかし、その分住宅ローンや養育費などの支払いもあり、40歳を超えてから起業を考える場合は、失敗して後がない状態になることをまず避けなければいけません。
そのため、40歳を過ぎてから、新しいスキルを身につけたり、資格を取得して起業するといったことは、オススメできません。
40代以降は、これまで培った人脈と資産、スキルや知識をフル活用して起業することをおすすめします。
もし、自分が経験したことがない分野で起業を考える場合は、信頼のおけるスキルや知識を持っているパートナーと組んでやる場合のみ有効でしょう。
【 40代以上で起業した有名人】
カーネルサンダース(ケンタッキー)
レイ・クロック(マクドナルド)
■まとめ
20代では、柔軟な思考で、新しい事にどんどん挑戦できます。
また世間の流行を敏感に察知し仕事に取り入れ活かすことが出来ると思います。
30代では、経験・スキルを生かした、地に足のついた、堅実な事業を作ることができるでしょう。
また40歳を過ぎた人でも、20代、30代とは比べものにならないくらいの、経験・スキル・知識がありますから、それをフル活用することができます。
始める年齢によってその時に見える物も違いますし、若いから出来ること。
この歳になったからこそ見えるものがあり、特に適齢というものはないと思います。
つまり、起業の適齢は「起業したい」と思った時。
そして、今の自分の年齢、状況によって、あなたにしか出来ないことを考えながら、実際に動き出してみてください。