副業から成果を出す!「10%起業」のやり方
2017/07/17
「そろそろ経験も積めてきたし、起業でもしようかな……」と、思っているあなたに。
今までのキャリアを捨て、イバラ道を生きるよりも、省エネで出来る「10%起業」をおすすめします。
この起業法は、自分の持つ資金・時間の10%を使って、事業をすることです。
少ないリソースの投資で出来るため、副業OKの会社員やフリーターを中心に、支持されている方法でもあります。
ちなみに、過去に行われた10%起業には、こういった例があります。
- 文章が得意→ブログを開設、何らかのノウハウを伝授
- イラストが得意→LINEなどで、自作のイラストスタンプを販売
- ソフトウェア開発の技術がある→便利で役立つ有料のアプリを作成
- 投資に興味がある→自分が詳しい知識を持つ分野の、新規企業に投資etc.…
ちなみに、最近は「インターネットでの起業」が人気です。
学歴・職歴を問わないクラウドソーシングサイトから、個人で仕事を応募。
そのまま、事業で成功することも有るようです。
今の仕事以上へステップアップしたい方、ぜひチェックしてみてくださいね!
■10%起業、スタートへの2ステップ
10%起業と言っても、何から始めたらよいか分からない。
そんな方でもすぐにできる、2ステップで始められる起業準備についてご紹介します。
【1】目標・具体的な方法を記す。
10%起業を始めるなら、まずは事業の目標と方法を書きだしましょう。
一見簡単ですが、これはとても大切なポイントです。
「自分が10%起業をする目的・方法」は、これから事業を起こすための道しるべとなります。
逆に、目的がハッキリしていないことは非常に危険です。
やる気へのスイッチが入らず、結果的に挫折してしまう可能性があります。
やるからには成功したいもの。
必ず、目標と具体的な方法について、記しておくようにしましょう。
【2】計画のため、どのくらいの時間・お金が使えるか逆算する
目標が定まったら、「使える資源」を逆算します。
必要なモノは電卓と、自由時間・お小遣いのメドです。
自由時間とお小遣いを週、あるいは月単位で割り出して、×0.1すれば、使える資源の量がハッキリします。
【例】
・自由時間:60時間/週×0.1=6時間
・お小遣い:40,000円/月×0.1=4,000円
計算結果に、「思ったより少ないな…」と思う人もいるかもしれませんね。
けれども、事業のための参考書・セミナー代については、この料金で収まるものも宅さ成ります。
投資について、最近では1,000円台~可能な所もあるでしょう。
時間も同様で、使い方を工夫すれば、1つの資格の取得や、何らかの実績を積むことは充分に可能です。
今までうっかり浪費してしまった時間を見直し、上手に投資する。
それが、知識・経験と言う形で還元され、収入に繋がる。
これが、10%起業の最たる魅力でもあるのです。
■10%起業って誰のアイディア?
この起業法は、アメリカで経営アドバイザーをしているパトリック・J・マクギニスさんのアイディアです。
彼は元々、アメリカの大企業に勤めていたサラリーマンですが、リーマンショックを機に職場の環境が一変。
「このままでは、想定していた出世が望めない…」と不安に駆られた時に出会ったのが、10%起業です。
たまたま出会った人が、「副業的に、新規参入企業に投資している」と聞いて、自分も始めたのだと言います。
その実績が積み重なり、今では投資家・経営アドバイザー、ライターとしても活躍中。
ウワサによると、投資した一部会社からの株式報酬は、2,700万円となっているそうです。
「塵も積もれば山となる」を実践し大成功したことから、今後とも要注目のビジネスパーソン、と言われています。
■のめり込み過ぎ厳禁?!本業を大切にすべき理由
10%起業をやる時に守ってほしいのは、「本業を大切にする」こと。
理由としては、本業をおろそかにし、クビになることを避けるためです。
たしかに、10%起業は本業より面白いモノかもしれません。
しかし、夢中になって、夜眠れなくなったり、生活リズムを崩したり。
また、本業の競合となってしまうのは、望ましくありません。
人間関係でトラブルが生じたり、キャリアに傷が付いたり、といったリスクを負ってしまう可能性があります。
また、会社や周囲の人を大切にすることは、人脈を保ち、信用度を上げるのに役立つはず。
あなた自身の価値を高めることに繋がります。
「会社員をしながら10%起業」をしている限りは、必ず会社員業を優先するようにしましょう。
■まとめ
今、サラリーマンやフリーターからひそかに注目を集めている「10%起業」、いかがでしたか?
この方法は、見てのとおり速攻で大金を生める事業ではありません。
また、10%起業に限らず、何らかの失敗をしてしまう可能性はあります。
けれども、少ない資金・時間であること。
また、会社員も継続できることから、比較的リスクの低い方法とされています。
今より、もう1ステップ先のビジネス道を歩みたい。
そんな時はまず、目標・方法から書き出してしまいましょう!