【最新】社外ライター起用の注意と作業をスムーズに行う秘訣
2017/06/30
自社でのコンテンツ作りが本格的になってくると、社内の人材だけでは足りない場面も出てくるものです。
そういった時には社外のライターを起用してみるのも1つの方法でしょう。
フリーライターに気軽に依頼ができるクラウドサービスなどもあります。
社外ライターとうまく歩調を合わせて、優良なコンテンツを作成していく方法をお教えします。
■1にも2にも、しっかりとした「募集要項」を作ることが重要
良いライターを起用するために大事なことは、募集をかける際にできるだけ分かりやすくメッセージを伝える姿勢が重要です。
どんな目的で、どんな記事がほしいのかを明確にしましょう。
文字数や支払い方法、注意事項などをあらかじめ明らかにしておくことが大切です。
必要事項が書かれていなかったばかりに、優秀なライターを逃してしまったり、質の悪い記事を書くライターをつかまえてしまったりしては余計に労力ばかりがかかってしまいます。
ライターに出来上がりのイメージを持たせるためにも、サンプル記事なども示しておくのは有効です。
共にコンテンツ作りをしていくチームとして捉える姿勢が必要でしょう。
複数のライターを同時に起用する場合には、記事のクオリティを一定に保つためにも「マニュアル」を示しておくことも大切です。
■ライターを選ぶ基準は「執筆力」だけではない!起用する際の注意点
ライターに募集をかける時には、掲示板サイトやクラウドサービスを活用することもあるでしょう。
多くのライターが登録しているため、自社に合ったライターを見つけやすいメリットがあります。
しかし、使い勝手が良いのはライターにとっても同じです。
気軽に登録ができる分だけ、能力の低いライターにあたってしまう場合もあります。
1つ念頭に置いておきたいのが、ライターと名乗るだけなら誰でもできるという点です。
そのため、サンプルで書かせた記事が良かったからといって、単に執筆力だけを見て丸投げしてしまうのは賢い方法ではありません。
後から問題が起こるのを防ぐためには、納期に対する姿勢や普段のコミュニケーション能力などの部分だといえます。
当たり前のことでもありますが、社会人として常識のある人を起用するほうが、結果的にクオリティの高い記事を書いてくれる可能性が高いでしょう。
特に初めてライターを起用する時には、執筆単価の安さに目を奪われて、能力の低いライターをつかまえてしまいがちです。
「きちんとやりとりができる人間か」「連絡はスムーズにできるか」といった視点で、ライターの起用を考えてみましょう。
そして、クオリティの高い記事に仕上げてもらうには、それなりの対価を支払う必要があることも念頭に置いておいてください。
■コンテンツの品質は発注側のアプローチ次第
ライターの起用が決まっても、後は丸投げしてしまうといった姿勢ではいけません。
ライターは文章を書くプロであっても、必ずしもマーケティングの知識まで持ち合わせているわけではないからです。
また、自社が想定しているターゲットについて、それほど深い理解があるわけでもないでしょう。
コンテンツマーケティングを進めていくためには、ライターに対して「いかにマーケティングを意識してもらうか」といった視点も欠かせません。
文章のトーンマナーなどの基本的な事項に加えて、SEOを意識したキーワード、避けるべきNG事項、記事を作成する目的やターゲットを明確に示す必要があります。
これらのことを取りまとめたマニュアルや指示書を作り、あらかじめライターに示しておきましょう。
そうすることで、要素の抜けや漏れ、表現のブレなどを少なく抑えることができます。
■まとめ
ライターの起用の仕方にさえ注意をしておけば、社外ライターの確保は自社のコンテンツを押し上げていく強力な味方となります。
前向きな関係が築けるように、押さえるべきポイントをしっかりと押さえて、ライターを起用してみましょう。