捨てられるプレゼン資料と捨てられないプレゼン資料は何が違うのか?

捨てられるプレゼン資料と捨てられないプレゼン資料は何が違うのか?

      2017/05/15

プレゼンが終わった途端にゴミ箱へ直行するプレゼン資料と、検討材料として大事にデスクに保管されるプレゼン資料。

 

その差はいったい何なのでしょうか?

 

何日も頭を悩ませ苦労の末に完成させた資料を一瞬でゴミ箱に捨てられるというのは非常に辛いものがあります。

 

できれば、大事に保管してじっくり検討してもらいたいですよね。

 

どうすれば、ゴミ箱に捨てられることなく大事に持っていてもらえる資料にできるのかをお伝えしたいと思います。

 

ここでのポイントを理解していけば、あなたのプレゼン資料は価値を持ったものに激変するはずですので、ぜひ最後までお読みいただきたいと思います。

 

 

そこに価値が感じられるか

よく言われるのが、

「相手の立場に立った提案かどうか」という点だと思います。

 

しかし、プレゼンをする限りは当然相手を考え相手の立場に立って考えるでしょう。

そこは誰もが当然のこととして行っているはずです。

 

そうではなく、まず重要なのは「その資料に価値を感じられるかどうか」なのです。

 

捨てられてしまうのはそこに価値がないからです。

 

少なからず価値を感じていたなら、すぐに捨てられるようなことはまずないでしょう。

 

「資料に価値を持たせること」

これが大事な考えということです。

 

では、どうすれば価値を持たせることができるのでしょうか。

 

それは、“唯一無二の独自性”を持たせることです。

 

「これさえ解決できれば助かるのに…」

と相手が抱えている問題に対して、他のどのライバルにも解決できないことをピンポイントで

「大丈夫です。私たちならそれができます。」

と伝えるだけで、それは唯一無二の提案になります。

 

ライバルには満たせない欲求。

 

それを解決できると思わせることができれば、相手は価値を感じて大切のしてしっかりと検討してくれます。

 

この考えはコンセプトを作る際に共通する部分なのですが、「ライバルには解決できない問題をこの企画なら解決することができますよ」と伝えられれば、相手は「そう、それが欲しかったんだよ!」と喜んで受け入れてくれるようになるのです。

 

ライバルには満たせないものを探し出し、それを満たすような企画を作ること。

 

それを重点的に意識していくことでしっかりと価値を生み出していきましょう。

 

 

 

 

 

可能性が伝わっているか

次に大事なことは、「可能性がきちんと相手に伝わっているか」という点です。

 

価値と同様、そこに可能性を感じられなければその資料は必要のないものになってしまいます。

 

将来を切り開く可能性を持ったものであれば、当然その資料も重要な素材になります。

 

では、相手が後で何度も読み返し検討してくれるだけの可能性を見せるにはどうすればいいのか?

 

それは、大きなゴールを提示するということです。

どういうことかというと、簡単に実現可能な小さなゴールだけではなく、壮大なイメージを抱かせるような大きなゴールも見せるということです。

 

“ゴールの大きさが大きいほど人は引き付けられる”

 

よく「夢はでかく持て」といわれるように、これはビジネスの世界でも同じことです。

 

もちろん「絵に描いた餅」ではなく具体的なプランがあってこそですが、大きなゴールであればあるほど人の関心を引き付けることができます。

 

目先の小さな物事よりも壮大な目標やゴールの方が魅力的に感じるからです。

 

たとえば、スポーツの世界を例にすると分かりやすいかもしれません。

 

日本のスポーツ選手が世界で活躍している姿を見ると、多くの人がワクワクしながら応援したくなると思います。

 

それは、世界という大きな舞台で世界のトップというゴールへと突き進む姿に私たちの感情が突き動かされるからでしょう。

 

それが、地方の小さな大会での優勝をゴールにしている姿を見ても、自分の子供が出場しているとか知り合いが出ているとかでない限り、熱狂するようなことはないと思います。

 

世界という大きなゴールがあるからこそ、何万人もの人が熱狂して応援するわけです。

 

この考えがビジネスの世界にも通用することも、きっと容易に想像できると思います。

 

あなたの企画が目先の小さな結果だけを目標にしたものであった場合と、もっと先の大きなビジョンを持ったものであった場合では、相手の感じ方は大きく変わります。

 

掲げるゴールの大小はその業界や市場によりますが、その中でもできるだけ大きなゴールを掲げることで「可能性」として感じさせることができるのです。

 

人は「あったらいいな」という願望が現実に叶うかもしれないと感じるとワクワクします。

 

言ってみれば、ドラえもんの4次元ポケットのようなものですね。

 

「こんな商品があったらきっと利益が伸びるな」

「あんなサービスが実現したらライバルを一気に抜き去れるな」

 

という願望が現実に叶う可能性がありますよ、ということを伝えてあげるのです。

 

そうすれば相手は自然と興奮し始めて、「そう!それが欲しかったんだ。」と、もろ手を挙げて喜んでくれるでしょう。

 

あったらいいなという願望を、どれだけ可能性を持って現実的に見せられるかを意識してみてください。

 

それだけでもあなたのプレゼン資料は魅力的に様変わりするはずです。

 

 

 

 

 

熱意があるか

プレゼンにおいてもっとも大切なこと。

 

それはなんでしょうか。

 

データ?

信ぴょう性?

分かりやすさ?

 

もちろんどれも大切です。

 

ですが、もっとも重要なのはそこに“熱意”があるかどうかです。

 

熱意のないものではいくらゴールを掲げても、可能性を語っても相手に響くことはありません。

 

そこに熱意がない限り相手の感情を動かすことはできないのです。

 

伝えたいことは何なのか?

 

「なぜそれを伝えるのか?」

「なぜ伝えなければいけないのか?」

「なぜ伝えたいのか?」

 

その部分に本気で向き合い熱意を込めていなければ、ただの説明書のような無機質なものになってしまいます。

 

一番は「伝えたい」という熱意なのです。

こういったことを書くと、根性論とか精神論と捉えられがちですが、決してそういったものではありません。

 

言葉にしろ、気持ちにしろ、人に伝えて“行動してもらう”ためには、まず相手の感情が動かす必要があるからです。

 

感情が動かない限り人は行動を起こすことはありません。

 

これは知識としてですが、人間の脳は、

「思考⇒感情⇒行動」

という順番でしか機能しないように作られています。

 

思考は経験などこれまでの環境や習慣で培われる部分です。

 

感情が動き、そしてようやく行動を起こすように順番に機能していきます。

 

「お、面白いな」

「これは可能性があるんじゃないかな」

「いいじゃないか、やってみる価値はありそうだ」

そうやって感情が動き、深く検討したり採用しようという行動へ移っていくわけです。

 

ですので、いくら理路整然と作り込まれた提案をされても感情が動かない限りはそれが行動に値するものだと思わないのです。

 

伝えることに必要なのは熱意です。

 

熱意を持った言葉は人の感情に響きます。

 

たとえば、

友達との会話、家族との会話、恋人との会話、あなたが本気で何かを伝えたい時どのように伝えていますか?

 

理路整然と話して伝わったことの方が多いですか?

 

むしろ熱意を込めて本気で伝えた方が、言葉は足りなくても伝わっていると思います。

 

プレゼンもそれと同じなのです。

 

まずは、相手に伝えるという単純な部分にももっと意識を向けていっていただければと思います。

 

熱意や本気度の高いプレゼンや資料はそれだけで魅力的に映りますので。

 

 

まとめ

「企画書や提案書がスラスラ書けるようになる方法」いかがでしたでしょうか。

やるべきことは、実はとてもシンプルだと感じたと思います。

 

複雑に考えてしまうと、あれもこれもと思考が散漫してまとまりがつかなくなってしまいます。

最初にゴールを決めて、それを一言で伝える。

 

そして、そのゴールへ向かって決まった型へ素材を当てはめていく。

その作業だけで簡単に企画書や提案書は完成します。

 

一連の流れが理解できれば、すぐにスラスラ書けるようになると思いますので、ぜひ取り入れてみてください。

 

きっと思った以上に簡単だと気づくでしょう。

 

 - スキル