あなたはなぜ、変われないのか?

あなたはなぜ、変われないのか?

      2017/04/07

ここ数年「世の中が大きく変革」する出来事が立て続けに起こりました。

 

2008年のリーマンショックの発生、ギリシャを中心としたソブリンリスク(債務不履行)から世界中を巻き込んだ経済不安をはじめ不安定な為替相場の動きがありました。

 

また、2011年の北関東大震災による経済構造の再編、2015年には、中国を中心としたAIIBが設立されるなども記憶に新しいところです。

 

さらに、2016年6月にはイギリスの EU離脱決定。

その後、アメリカ大統領選挙ではトランプ氏が勝利を収め、2017年1月に着任するなど、大方の予想を裏切る出来事が次々と起こっています。

 

このように『いつ何が起こるかわからない』変革する時代の中では、現状から未来を予測する能力が求められます。

 

また、その予測に対しても、決して過去の例にとらわれず、社会の成長に乗り遅れない「柔軟性と多様性」が必要とされます。

 

ただ残念なことに、ビジネス現場を始めとした社会では、過去の成功にこだわり、自分のこれまでの「やり方・考え方を変えられない人」が未だに存在します。

 

また、このような人たちが原因となり、シーラカンスのように「絶滅の危機」に直面している企業・組織が多数見受けられます。

 

■臆病な成功者とは

シーラカンスのように「絶滅の危機を招く」人の典型的な考え方を以下にまとめてみました。

 

絶滅の危機を招く人の考え方

1.優位な立場を保ちたい

慣れ親しんだことなら、自分はよく理解していて、他人に対して優位な位置を保てると考え、慣れ親しんだこと以外に取り組もうとしないのです。

 

2.プライドを傷つけたくない

過去の成功者は、知らないことに改めてチャレンジすることによる、失敗の可能性を考え、プライドが許せない状態になることを恐れるのです。

 

3.面倒なことは避けたい

知らないことに対して1から取り組むのは面倒と考え、つい消極的になってしまうのです。

 

いかがでしょうか?

シーラカンスタイプの全ての根底には「変わることは、今までの自分を否定することであり、面子も潰れることである」と言った、変わることに対する臆病な考え方があるのが良く分かります。

 

 

 

■事例から見る絶滅からの脱却方法

世の中が猛烈なスピードで変革している時代の中(個人としても組織としても)臆病な考え方をしていると、同じ「絶滅の道」を歩むことになります。

 

「私たちは、間違ったことは何もしていない。ただ、なぜだか分からないが、私たちはダメになってしまった。」このスピーチは、ノキアのCEOが、マイクロソフトに買収された時に発したものです。

 

世界の携帯電話市場でトップを走り続けていたノキアですが、2012年にトップの座をサムスンに取られ、2013年にはマイクロソフトに部門売却をするなど「トップを走っていた企業が転落していく過程」は、多くの人に衝撃を与えました。

 

ノキアはスマートフォン市場では決して「後発組」ではありませんでした。

しかし、アップル社のように魅力あるデザインやコンセプトで、ユーザーの関心を的確に捉えることができなかったのです。

 

これは「市場の大きな変化」を見誤ったひとつの例ですが、その原因としては、戦略決定をするときに上述の「臆病な考え方」がどこかにあったのではないかと考えられます。

 

過去の延長線上で判断をしていると、市場を起点とした読みではなく、自社のこだわり(プライド・面子)を起点とした判断に陥り、思い切った変革ができなくなるのです。

 

 

■過去の成功にとらわれないために必要な4つの心構え

頭の中に「過去の成功体験」が残っているうちは、積極的に新しいことを始めたり、変えようとしないものです。

 

しかし、未来の成功が必ずしも、今の延長線上で叶うとは限らず「変わらなければいけない」重要さが、ノキアの事例から学べることです。

 

「過去の成功は、これからの失敗」と言われるほど、目の前の環境には、柔軟に対処する必要があります。

 

以下に、時代や環境の変化に対応し「変わるための心構え」をまとめてみました。

 

時代や環境に対応し、変わるための心構え

①「現状で良し」といった保守的考えを捨てる

停滞から脱し、成長し続けることができる。

 

②面子を捨てる

いらぬプライドを無くし、退化を防ぐことができる。

 

③柔軟性を持つ

変化に敏感になり、どのような状況にも適応できる能力が身に付く。

 

④危機感を持つ

自己改革の原動力となる。

 

個人および、集団という「組織」にとらわれず、世の中の環境変化を甘く見ないようにしましょう。

そして、迎えるべき「変化」を他人事と考えないことです。

 

なぜなら、ここ数年の環境変化はスピードを増し、根本的に我々の生活へと大きく関わっているからです。

生き残るためにも、上手に「環境へと適用できる」心構えを持ちましょう。

 

 

■まとめ

自分を変える(自己革新)ことは、自分自身の成長を助けます。

 

あなたは、自身の未来を作るクリエーターです。

 

「成長なくして、幸せなし」と言われるように、成長を通じ、自分の幸せをどんどん創造(クリエーション)していってください。

 

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 - 思考