リスクマネジメントとは

リスクマネジメントとは

   

■経営のさまたげになるリスクを防ぐための対策

ひと昔前の右肩上がりの経済状況は完全に過去のものとなり、加えてビジネスの多様化やグローバル化の影響で先行き不透明な状況が続いています。

そのため企業としては業績を伸ばすために思い切った取り組みが求められている一方、リスクを防ぐための対策も必要となっています。

海外進出やベンチャー企業の重要性が指摘されている一方で、リスクマネジメントに関する意識も高まっているのです。

 

このリスクマネジメントとは簡単に言えば経営の安定化や発展を目指していくうえで妨げになるようなリスク・トラブルを避けるための対策のことです。

 

不安定な経済状況に加えて世界情勢も何かと不穏な状況になっているだけに、

万一のリスクに備えた経営体制を整えること

が大事なのです。

 

 

 

■危機管理との違いは?

なお、似たような言葉に「危機管理」という言葉もあります。

リスクマネジメントと厳密に使い分けられず同じような意味で使用されるケースも多いのですが厳密にはこの2つの間には違いがあります。

 

危機管理の方はより危機的・具体的なトラブルや機器と直面した場合にダメージや損失をできるだけ防ぐための環境づくりのことを言います。

 

つまりこちらの方が差し迫ったトラブルに対して対応する必要が求められるのに対し、

リスクマネジメントの場合はそれ以前の予防・対策、さらに危機を乗り越えた後の回復、再発の防止までを含みます。

 

 

■マネジメントにおけるポイント

このリスクに対するマネジメントにおいて重要なのは長期的な視野の元でどのようなリスクが生じるのかを想定しておくことです。

ライバル社の製品のヒットによる売り上げの減少、設備投資など経費の増大による負担といった比較的予測しやすいリスクはもちろん、思いがけないリスクに対しても

できるだけ対応できる環境づくり

が求められます。

 

例えば現代のビジネスシーンで大きな問題となっているのが風評被害です。

ネット社会の影響であっという間に情報が行き渡り共有される環境になったことで、ひとつのミスが企業全体に非常に大きなダメージをもたらしてしまうような事態も起こりえます。

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日本の企業ではこうしたリスクに対して隠蔽という方法で対処することが多く、それが結果的に傷口を広げ、信頼とイメージの低下に拍車をかけてしまうケースが見られます。

 

多くの企業がこうしたパターンにはまりながらも似たような出来事が続々起こっていることからも、いかにリスクに対するマネジメントが上手くできてないかが窺えます。

 

それだけに「まさか」と思えるようなリスク・トラブルにまで想定したマネジメントが求められます。

 

 

 

 - コミュニケーション, 思考