人脈拡大に速効!できる営業マン&経営者がもつ「2枚目の名刺」 - ECCビジネススクール

人脈拡大に速効!できる営業マン&経営者がもつ「2枚目の名刺」

      2016/12/29

ビジネスパーソンが肌身離さず持っているアイテムの一つに、名刺があります。

従来は会社ごとに定型を揃えることが常識でしたが、最近では自分でカラーを選べる会社、部署やブランドごとに異なる名刺をつくる会社も増えてきました。

 

また、会社の名刺以外に、社外で所属する団体や趣味などプライベートで使う2枚目の名刺を自作し、セットで差し出す方も増えています。

 

この2枚目の名刺で得られるメリットについて、例を挙げながらご解説します。

 

 

 

■事例1:「教養サークルの名刺」で顧客を獲得する営業マン

 

30代のある保険営業マンは、前職で生花店の店長をしていました。

知人のすすめで転職したものの、まったく畑違いな業界ということで前職の経歴を生かすことができず、新規顧客の獲得に悩んでいました。

 

そんなある日、一人の見込客宅を訪問しました。

その日は、玄関に飾っていた花がきっかけで話が盛り上がり、先方から再会したいとの言葉まで飛び出しました。

その帰り際に「生花店で店長をしていたなら、ブーケ教室を開いて欲しい」とのお願いが。

 

上司には「そんなことをしている暇があるなら、セールスのセミナーや交流会へ行け」と反対されましたが、営業マンは1つでも成約が欲しいと休日に開催することにしたのです。

これが転機となりました。

 

ブーケ教室は、全参加者が女性でした。

しかし、オフィス街がある沿線の駅近くで開催したこと、提案してくれた見込客もビジネスパーソンだったということから、会社勤めの方と多く知り合いました。

さらに話が進むうち、「お花が好きだが、買った後にどうしていいかわからない」という意外なニーズを聞くことができたそうです。

 

その後、この営業マンはブーケ作りやフラワーアレンジメントの教室を定期的に開きながら、講師の名刺を差し出すようになりました。

交流会やセミナー等では、これまでセールス関係者ということで敬遠されていましたが、講師の名刺は話題のきっかけになり、初対面でも話しやすくなったといいます。

もちろん、これにより顧客獲得にもつながりました。

 

 

 

■事例2:「NPOの名刺」から本業の業績を上昇させた経営者

 

50代のある会社経営者は、以前から社会貢献に積極的で、本業とはまったく関連がないNPOを立ち上げて活動していました。

少しでも活動の輪が広がればと、名刺交換があるシーンでは必ずNPOの名刺を2枚目に差し出すようにしており、手渡された相手には認識されていたようです。

 

転機が訪れたのは、2010年代前半までに起こったSNSの流行と2011年の東日本大震災でした。

 

前者ではNPOのFacebookページを通じて、見ず知らずのユーザーとつながる機会が増えました。

そして後者では、発生を機に復興ボランティア活動が活発となり、その流れから社会貢献活動をしている会社経営者にも注目が集まったのです。

学生や20代が集まってのセミナーで、度々講演依頼を受けるようになりました。

 

この変化は、本業にも好影響を及ぼしました。

NPOを通じて本業の存在を知り、かつて講演を聞いた学生や社会人が採用に応募するようになったのです。

 

さらに、経営者の知名度が高まったことで取引先も増えました。

この経営者はその後も各地で講演活動を行いながら、活動の場を広げています。

 

 

 

■相手との共通点が生む、信頼と利益

 

名刺交換は相手に自身の所属や役職を示す行動であり、明らかにすることが信頼感につながります。

ただ、知名度がない社名だったり、ニッチな事業だったりという場合には、名刺交換後の会話で話題を広げ、距離感を縮めることは難しいでしょう。

 

ただ、現代型のビジネスパーソンは、会社や家族だけでなく、地域団体、趣味サークル、ネット上のコミュニティーグループなど、いろいろな集団に属しています。

これは共通点を見つけやすい環境であり、ここで2枚目の名刺が双方の共通点を見いだすきっかけとなるのです。

 

また、パーソナルな情報を明らかにすることは、相手が信頼を寄せやすくする効果もあります。

 

ぜひ、自分らしさを示す2枚目の名刺をつくってみてはいかがでしょうか。

 

 - コミュニケーション, 思考, 集客